トランプ氏がNATO脱退を示唆、欧州に懸念-実際の離脱にはハードルも

  • 集団防衛の履行や、核抑止の継続が焦点-失われれば同盟は脆弱に
  • 米国内では議会承認の手続きが壁、離脱は容易でないとの見方

トランプ米大統領が北大西洋条約機構(NATO)からの脱退を検討していると述べた

Photographer: Simon Wohlfahrt/Bloomberg

トランプ米大統領は1日、北大西洋条約機構(NATO)からの脱退を検討していると述べた。欧米の同盟国は、米国が実際に脱退することには懐疑的だが、こうした発言が同盟を弱体化させているとの懸念は強い。

  英紙テレグラフのインタビューBloomberg Terminalで1日、トランプ氏は米国のNATO脱退を強く検討していると述べ、NATOを「張り子の虎」と切り捨てた。 これに先だって、ルビオ米国務長官は3月30日、イランでの戦争への対応を巡り「非常に失望している」と述べ、戦争終結後には関係を再検討する必要がありそうだとの考えを示していた