スタグフレーションとは何か、物価高と景気後退が同時進行する理由は
- 関税や原油供給ショックなど、需要拡大によらない物価高圧力で発生
- 燃料価格の上昇が続けば、消費者は家計支出を抑制する可能性
イラン戦争はエネルギー市場と金融市場に波紋を広げ、インフレ懸念と経済成長へのリスクを再び強めている。こうした懸念の発端がトランプ米大統領の関税措置だった昨年とは異なり、今回は高水準の原油価格が続く可能性への不安が背景にある。
エネルギーコストが高止まりする状況が長引けば、インフレに上昇圧力をかけ続けると同時に、経済をリセッション(景気後退)に陥れる恐れがある。こうしたまれな経済状況は、「stagflation(スタグフレーション)」と呼ばれる。