AIハブ目指すシンガポール、開発人材不足が課題-国家プログラム幹部

  • キャリア初期訓練を公益として扱う必要-AI Singaporeのテオ氏
  • 他国発AIへの依存、技術の方向性巡り発言権失う恐れ

シンガポールのマーライオン像とマリーナベイ・サンズ

Photographer: Bryan van der Beek/Bloomberg

シンガポールは人工知能(AI)の世界的なハブとなることを目指し、10億シンガポールドル(約1240億円)余りを投じる計画を掲げている。しかし、この取り組みの立案者の一人は、AIへの備えのアプローチが不十分だと警鐘を鳴らしている。

  2017年に設立された国家AI研究開発プログラム「AI Singapore」のシニアディレクター、レスリー・テオ氏は、現在のアプローチは認定されたAI利用者を育てることに重点が置かれすぎており、AIを構築できる開発者もより多く必要だと指摘。こうした課題は、AI導入を進める企業がジュニアレベルの採用を抑制する中で浮上している。