原油価格、週明け一段高の可能性-カーグ島攻撃でイラン情勢泥沼化

  • イランの重要石油輸出拠点カーグ島への攻撃、供給懸念さらに強める
  • 週明け北海ブレント、117ドル超の水準で始まる可能性-アナリスト

カーグ島の原油積み出し施設

Photographer: Morteza Nikoubazl/NURPHO/AP

世界の石油市場は再び波乱含みの1週間となる見通しだ。米国がイランの主要輸出拠点を攻撃したことで、中東全体の供給リスクがさらに高まり、すでにエネルギーの流れを大きく混乱させている紛争への懸念も一段と強まった。

  トランプ米大統領は、ペルシャ湾にある重要な石油輸出拠点であるカーグ島で、米軍が軍事目標を空爆したと明らかにした。そのうえで、イランがホルムズ海峡を通過する船舶を妨害した場合、エネルギー関連インフラへの攻撃を拡大する可能性があると警告した。