外交から戦争に傾いた1週間-トランプ氏のイラン攻撃決断の舞台裏
- ジュネーブ協議は突破口を見いだせず、募った不満
- 地上戦を避けつつ体制転換を模索、MAGA路線との乖離も
スプルーアンス級駆逐艦から発射されるトマホークミサイル(2月28日)
Source: US Navy
トランプ米大統領には、もはや交渉を続けるつもりはなかった。
中東海域に空母や駆逐艦を集結させ、イランに核・長距離ミサイル計画を放棄するよう迫ってきたトランプ政権。米軍の域内戦力配備は、イラクのサダム・フセイン政権を倒した2003年以来の規模に膨らんでいた。ジュネーブに派遣した米特使らはイラン側との協議を進めていたものの、情勢は軍事衝突へと傾いていた。