トランプ氏、空母展開でイラン攻撃選択肢拡大-目標なお定まらず

  • イラン指導部の排除や懲罰、核開発計画など目標混在
  • 標的はイラン核施設や軍事インフラ、本格的攻撃には追加資源必要に
2019年に米海軍が公開した資料写真に写る原子力空母エイブラハム・リンカーンPhotographer: Zachary Pearson/US Navy /Getty Images

トランプ米大統領がイラン攻撃を辞さない構えを示す中、米空母打撃群が中東地域に到着し、軍事行動を実行するためのより強力な新たな選択肢が加わった。ただ、イランからの報復を招く深刻なリスクも伴う。

  一方で、トランプ氏が掲げる目標は一貫しておらず、イラン指導部の排除、抗議デモへの弾圧に対する政権への懲罰、核開発計画を標的とした攻撃などが混在している。このため、その任務の実態や、これらの脅しがイランに交渉を迫る戦術にすぎないのではないかとの疑問を呼んでいる。