習主席の軍高官粛清、重要な連絡窓口が失われた-西側当局者が危惧
- 軍制服組トップの張氏と共に失脚した劉氏、「最も効果的なパイプ役」
- 中国軍幹部や外交官、粛清で西側との接触警戒か-意思疎通困難にも
中国の習近平国家主席
Photographer: Suo Takekuma/Getty Images中国の習近平国家主席による軍高官の粛清は、西側諸国にとって重要な連絡ルートを断ち切った。外部から人民解放軍への接触がいっそう難しくなるとの懸念が生じている。
今回の粛清では、人民解放軍の制服組トップである張又侠・中央軍事委員会副主席に対する当局調査の発表が注目を集めたが、西側当局者が直接的に懸念しているのは、同委員会委員の劉振立・統合参謀部参謀長の更迭の方だという。リスクを管理し、偶発的な衝突を防ぐ上で、劉氏は最も効果的なパイプ役だったと、安全保障に関する問題を話しているとして匿名を条件に西側当局者は語った。