米雇用鈍化、スティープナー取引に追い風-長短金利差拡大の観測

  • 2年物米国債と10年物米国債の利回り格差、ここ約9カ月で最大に
  • イールドカーブがこれ以上スティープ化する余地は少ないとの見方も

シカゴでのジョブフェア

Photographer: Jamie Kelter Davis/Bloomberg

債券投資家が2026年の米金融政策と米国債市場の行方について描く大枠の見通しは、なお続く余地がありそうだ。

  9日に発表された25年12月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を下回った。これにより、米金融当局が景気を下支えするために追加利下げを行うとの見方は維持された。その結果、金融政策に最も敏感な短期債が今年は長期債を上回るパフォーマンスとなり、長短利回り格差が拡大するとの見方に対する確信が強まった。