Chris Bryant, コラムニスト

オラクルにも迫る「非常事態」、OpenAIと一蓮托生

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

オラクル最新決算は、人工知能(AI)向けインフラ構築が財務を圧迫しないという安心材料を求めていた投資家にとって、決して好ましい内容ではなかった。ウォール街でAIリスクのバロメーターと目される同社が示したのは、四半期で100億ドルに達する現金燃焼や設備投資の大幅増など、歓迎しがたいサプライズの数々だった。

  さらに懸念を呼ぶのは、極めて単純な2つの疑問にオラクルが十分に答えられなかったことだ。最終的にこの巨額投資は一体どこまで膨らむのか。そして、基幹顧客であるOpenAIが支払い不能に陥った場合、何が起きるのか。