日本の国債市場が世界の衆目を集める理由って何?利回り急騰の舞台裏

Pedestrians in the Ginza district of Tokyo, Japan, on Friday, April 4, 2025.Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg

日本国債はかつて、利回りが極めて低く世界の債券市場にとってアンカーのような存在で、各国の政府借り入れコストに下押し圧力をかけていた。だが、それはもはや過去のものとなりつつある。

  40年国債利回りは1月中旬に、日本の国債として1995年以来の4%台に乗せた。国債市場に対する不安が広がり始めたのは、日本銀行がバランスシートの縮小と国債買い入れの段階的な減額に踏み切ったころからだ。国債の約半数を保有し「クジラ」と称される日銀の存在感が低下する中、代替投資家が見当たらない。さらにここにきて高市早苗首相が消費減税を表明、財源として国債増発が意識されている。