首脳会談を控えて対中政策の不一致が露呈、米国防総省はホワイトハウスの懸念を無視していた

米国防総省
Photographer: Stefani Reynolds/Bloomberg
トランプ政権「中国企業ブラックリスト」公表直後に撤回の内幕
「1260Hリスト」。米政府が作成している、中国軍を支援する企業を列挙した「ブラックリスト」はこう呼ばれる。今年2月、このリストに有名企業の名前が一時的に加えられ、波紋を引き起こした。
リストに追加されたのは、中国の人工知能(AI)分野の有力企業であるアリババグループと百度(バイドゥ)。2月13日、米国防総省が発表した。投資家や当局者は、トランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談を前に、米国が中国に対して強硬姿勢を取ることをためらっていない兆しだと受け止めた。