米オハイオ級原子力潜水艦「アラスカ」から発射されたトライデントII D5延命型ミサイル(2018年の試射)

米オハイオ級原子力潜水艦「アラスカ」から発射されたトライデントII D5延命型ミサイル(2018年の試射)

Photographer: Stefanie Hauck/US Navy 

イランへの攻撃が招いた新「核の時代」 世界で後退する不拡散の理念

同盟国を動揺させるトランプ米大統領の姿勢が欧州や日本を含む世界各国で核保有という「究極の手段」についての議論を高めている

反米勢力を攻撃する一方で同盟国を動揺させるトランプ米大統領の姿勢が、世界を新たな核の時代へと押しやっているかもしれない。

  核兵器を自国で保有すべきかどうかを、世界中の政府が今や公然と議論している。トランプ氏がデンマーク自治領グリーンランドの領有を目指す構想を示すと、それまで米国の核の傘に依存してきたドイツとポーランドは、自国の戦略的抑止力を欧州全体に広げるとするフランスの提案を歓迎した。