日本最西端の碑(沖縄県・与那国島、12月)

日本最西端の碑(沖縄県・与那国島、12月)

Photographer: Fred Mery/Bloomberg

「台湾有事」最前線の与那国島を歩く-自衛隊増強と防空ミサイル計画に危機感

防衛と標的のはざまで揺れる島民「何もなかったら、制圧されるだけ」

日本で台湾に一番近い沖縄県・与那国島。晴れた日には約110キロメートル先の島影を見ることができる。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言で日中関係が険悪化する中、国境の島では自衛隊部隊の増強が着々と進んでいる。

  「この島が標的になるのであれば、自衛隊があろうがなかろうが標的なんです」。与那国町議会議員の与那原繁さん(63)は「自衛隊とか何もなかったら、相手国が来てそのまま制圧されてしまうだけなので、やはり守りは必要だ」と話す。