中国・百度のAI収入、初めて広告超える-主力事業の低迷補う

  • 1-3月期の売上高は1%減、4四半期連続の減収
  • AI部門の中核事業売上高比率、初めて半分超に

百度の本社(北京)

Photographer: Na Bian/Bloomberg

中国の人工知能(AI)・検索大手、百度(バイドゥ)の売上高は市場予想ほど落ち込まず、1%減にとどまった。新興AI事業の成長が、従来型インターネット事業の長引く落ち込みを補った。同社は米OpenAIの「ChatGPT」に似た対話型AIサービスを投入したものの、その後はアリババグループなど競合に後れを取っており、今回の業績で競合に追い付く時間を稼いだ格好だ。

  1-3月期の売上高Bloomberg Terminalは321億元(約7500億円)に減少し、4四半期連続の減収となった。クラウドサービスなどAI部門は、同社の中核事業売上高に占める割合が初めて半分を超え、2025年の約40%から拡大した。GPUのクラウドレンタル需要が急増したこともあり、Netflixに似た動画配信サービス、愛奇芸(iQiyi)を除いたベースでは増収に転じた。米国預託証券(ADR)は18日の取引で1.8%上昇した。