米株高に巻き戻しリスク、過熱感と長期金利上昇が重荷-ルブナー氏
- 個人と機関投資家が資金振り向け、市場の混雑感6週間前より強まる
- 下落リスクへの備えが後退-短期的な変動に対し耐性低下のもよう
シタデル・セキュリティーズのウェブサイト
Photographer: Gabby Jones/Bloomberg米マーケットメーカー(値付け業者)大手シタデル・セキュリティーズのスコット・ルブナー氏は、ここ数週間に米国株を過去最高値圏に押し上げてきた力強い資金流入が巻き戻されるリスクが高まっているとの見方を示した。
S&P500種株価指数は3月の安値から約16%上昇した。好調な企業業績に加え、自社株買いや個人投資家による積極的な買いが相場を支えてきた。ただ、同社で株式・株式デリバティブ戦略責任者を務めるルブナー氏は顧客向けリポートで、ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は依然として堅調だが、市場の過熱感を示す兆候が強まり、米国債利回りも上昇していると指摘した。