キオクシアHD株、流動性一段と向上の見方-ADS上場計画で裁定取引増

  • メモリー銘柄活況含めて、流動性拡大期待-オルタスのジャクソン氏
  • メモリーメーカーの上昇相場、SKハイニックスなどはADR上場進める
A Kioxia Corp. LC9 Series enterprise solid-state drives.Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

キオクシアホールディングスが投資家層拡大へ準備している米国預託株式(ADS)の米上場を巡り、株式流動性の一段の向上が期待されている。異なる証券でアービトラージ(裁定取引)が増加するとの見立てだ。

  キオクシアHDは普通株対象のADS上場を準備していると15日発表。投資家層の拡大や企業価値の向上を目指すとした。オルタス・アドバイザーズのアンドリュー・ジャクソン日本株式戦略責任者は、より低コストでの株式交換ができるADSの上場で、裁定取引の機会が増えると予想した。メモリー銘柄の活況もあり、日米市場での流動性が拡大することが期待されると指摘する。