ヘッジファンド、英政局リスクでポンド弱気賭け拡大-財政懸念強まる

  • マンチェスター市長のバーナム氏、スターマー首相に挑む可能性浮上
  • ポンドのプットオプション取引高、コールの6倍超-14、15日の2日間

アンディ・バーナム氏

Photographer: Chris J. Ratcliffe/Bloomberg

ヘッジファンドや資産運用会社が先週、ポンド安を見込むオプション取引を積み増した。英マンチェスター市長のアンディ・バーナム氏が、スターマー首相に挑戦する道筋をつけたことで、政局不安や財政規律の緩みへの警戒感が広がった。

  米証券保管振替機関(DTCC)のデータによると、14、15日の2日間で、想定元本1億ポンド(約212億円)以上の対ドルのポンド・プットオプション(売る権利)取引高がコールオプション(買う権利)の6倍超に達した。プットオプションは、ポンドが下落すると価値が上がる。CMEグループの中央指値注文板(CLOB)では、14日に対ドルのポンド・プットオプション取引高が2024年4月8日以来の高水準となった。