, コラムニスト
台湾を交渉材料にしたトランプ氏、海峡危うく-「戦略的曖昧さ」にも影
- トランプ大統領、台湾向け武器供与を「交渉カード」と表現
- 中国にはトランプ氏の発言が新たな出発点、統一に向けてさらに圧力
危険信号に
Photographer: Alex Wong/Getty Images
トランプ米大統領は、台湾について何も語らないという賢明な選択をすることもできた。だが実際には、それ以外のことを全てやってしまった。結果として、米国やインド太平洋地域の同盟国、そして何より台湾に深刻な混乱をもたらしている。
問題となったのは、トランプ大統領が先週、中国の習近平国家主席との首脳会談のため、北京を訪問している際に収録されたインタビューだ。その中でトランプ氏は、先送りされている140億ドル(約2兆2200億円)相当の台湾向け武器売却を「交渉カード」と表現した。