金利急騰で債券が株式より魅力、07年以来の利回り差-資金シフトも
- 中東情勢受けたインフレ懸念、10年債利回りは1996年以来の高水準
- 利回りの観点から株式より債券の魅力が高まる-T&Dアセット浪岡氏
インフレ懸念を背景とする金利上昇を受け、日本市場では10年国債利回りが東証株価指数(TOPIX)の配当利回りを明確に上回ってきた。債券のボラティリティーが収まれば、株式から債券へ資金がシフトする可能性がある。
10年債利回りは18日に一時2.80%と1996年以来の高水準を付けた。ブルームバーグのデータによると、複利利回りは2.75%となり、TOPIXの平均予想配当利回り(2.30%)と比べた上振れ幅は日本銀行の金融政策引き締め局面にあった2007年以来の大きさとなった。