米国債市場が転換点、30年債利回り5%超で新たな高金利時代へ
- 市場で米金融政策の見通し変化、来年3月までの利上げほぼ織り込む
- 足元の米国債利回りは、2月末時点より0.5ポイント以上高い水準
原油高に加え、先月のインフレ加速を示す経済指標で懸念強まる
Photographer: Hussein Faleh/AFP/Getty Images
米国債市場では戦争に伴うインフレ懸念が強まり、30年債利回りが5%を超え、金利高止まりは新たな局面に入りつつある。
米国債はこの1週間で約1年ぶりの大幅安となった。原油価格が再び上昇したことに加え、経済指標で先月のインフレ加速が示された。インフレ再燃懸念は世界の債券市場を揺るがし、英国や日本などに波及した。今週開かれる主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議でも、債券の下落が議題になる見通しだ。