半導体株、S&P500種上昇を主導-集中リスクに警戒感も強まる

  • 年初来上昇の半分余りは半導体銘柄が寄与-持続性を巡る懸念も
  • AI需要で強気論根強い半面、景気変動への脆弱さに警戒も

ドイツ・ドレスデンの半導体工場

Photographer: Sean Gallup/Getty Images 

半導体メーカー株がS&P500種株価指数の値動きを左右する度合いを強めている。株価を過去最高値圏に押し上げる一方、上昇の持続性を巡る懸念も招いている。

  15日の売りで、こうした懸念が表面化した。S&P500種は1.2%下落し、3月以来最大の下げとなった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も4%安。ただ、今年の大半を通じて両指数はそろって上昇しており、S&P500種の年初来上昇率8%の半分余りは一握りの半導体株の上げによるものだった。上昇を主導したのは、強気相場の中心的存在であるエヌビディアのほか、年初来で約500%上昇したサンディスク、株価が2倍余りとなったマイクロン・テクノロジーなどだ。