赤字転落のホンダ、立場逆転で日産と統合交渉再開観測も-課題は共通

ホンダ日産自動車は昨年、共同持ち株会社設立による統合を目指したが破談となった。当時は日産の財務状況が急速に悪化しており、ホンダの突きつける条件に日産が抵抗したためだ。

  それから1年。国内主力工場での生産停止などリストラを決断した日産は今期(2027年3月期)に純損益が3期ぶりに黒字転換、営業利益は2000億円に拡大すると見込んでいる。一方、ホンダは電気自動車(EV)戦略の失敗で前期純損益が4239億円の赤字となった。今期は黒字転換を見込むものの、純損失は連結で決算開示を始めた1977年以来初めてだけに衝撃は大きく、同社はハイブリッド車(HV)への注力などで建て直しを図る。