業績好調でも揺れる3メガ銀、貸し出し姿勢に変調-国策と規制の板挟み
- 「融資は選別的にせざるを得ない」と三井住友FG社長、国際規制が念頭
- 対米投資や成長戦略で需要旺盛、資金調達や提供方法でさまざま工夫
「これまでは預金が結構余っている時期だったので、ニーズがあればどんどん貸そうとしていたが、今後は若干、選別的にやらざるを得ない」。三井住友フィナンシャルグループ(FG)の中島達社長は、13日の決算会見でこう話した。
企業の旺盛な資金需要などを背景に、3メガバンクグループの連結純利益は2027年3月期(今期)も過去最高を更新する見通しだ。中東情勢などで先行きが不透明な中、日本の企業や経済の成長に伴走できるか問われる局面にある。しかし、足元では一部で本業の貸し出し業務に変調が起き始めている。