日銀企業物価は3年ぶり高い伸び、中東情勢で石油・化学製品上昇-4月

  • 市場予想を大きく上回る、ナフサ供給懸念などで幅広い品目に波及
  • 中東情勢の行方は見えず上昇続く可能性、消費者物価への波及警戒

企業間で取引するモノの価格を示す国内企業物価指数は、中東情勢の緊迫化を受けた原油価格の上昇を主因に、4月に約3年ぶりの高い伸びとなった。日本銀行が15日に発表した。

  企業物価は4月に前年比4.9%上昇し、伸び率は2023年5月の5.4%上昇以来の高水準となった。市場予想の3.0%上昇を大きく上回った。前月比では2.3%上昇。中東情勢の不安定化によるホルムズ海峡の事実上の閉鎖の影響が、石油・石炭製品や化学製品を中心に顕在化している。