カクテル離れ、手頃な価格で歯止め-米英のバー、高コスト下での挑戦
- 10-12ドルでカクテル提供-「20ドル超は行き過ぎ」の認識
- 姉妹店の余剰品活用、スピリッツ厳選-採算維持にあの手この手
2024年の大みそかに米イリノイ州シカゴでオープンしたバー「ガスズ・シップ&ディップ」は、革命を起こすことを意図していたわけではなかった。ただ、手頃な価格で質の高いカクテルを提供する空間を目指し、クラシックなカクテル30種類をすべて12ドル(約1900円)という手頃な価格で提供することにしたのだ。
バーテンダーが真っ白なジャケットを着用し、23ドルのシュリンプカクテルや26ドルの和牛ディップサンドを提供する高級感のある店で、12ドルのカクテルは一見意外に思える。しかし、開店当初から行列は通りまで伸び、その人気は現在も大きく衰えていない。4月下旬には、北米のベストバー50で27位にランクインした。