ECB、6月の利上げ不透明な情勢に-エネルギー価格上昇の波及見られず
- 当局者の見方に変化の兆し、さらなるインフレ見通し悪化必要と認識
- 景気悪化も物価抑制要因に-市場は年内3回の利上げなお見込む
ECB
Photographer: Liesa Johannssen/Bloomberg欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が4月末の政策委員会会合後、ECBは利上げに向かっていると投資家に警戒を促してから2週間が経過した。だが、6月の会合での利上げは、それほど確実ではなくなりつつある。
原油価格が当初懸念されたほど上昇していないことや、エネルギーコスト上昇によるインフレの広範な波及がまだ見られないこと、さらにユーロ圏20カ国の経済が停滞していることを受け、当局者の見方は変化しつつあるようだ。