増日銀委員、利上げは「できる限り早い段階で」-6月にも行う必要性示唆

  • 景気下振れがないケース、基調物価は「かなり2%に近づきつつある」
  • 中東情勢受けた燃料費の値上がり、物流費通じて基調押し上げる懸念

日本銀行増一行審議委員は14日、金融政策運営について、景気下振れの兆しが明確にならなければ、できるだけ早期の利上げが望ましいとの見解を示した。鹿児島市で講演した。

  増氏は未だに緩和的環境であることは確かとし、金融政策正常化を完成させる過程として、経済・物価・金融情勢に応じて引き続き利上げで緩和度合いを調整していくことになると説明。その上で「景気下振れの兆しがはっきりとした数字で表れないのであれば、できる限り早い段階での利上げが望ましい」と述べた。