英エーオン、日本企業系保険代理店の買収拡大へ-規制強化で再編機運

  • 多くの企業が売却や閉鎖検討の中、「数社の取得」視野-仲介を強化
  • 金融庁は監督指針の見直しなど進める、公正な競争環境を整備へ

英保険仲介(ブローカー)大手のエーオンは、日本企業がグループ内に抱える保険の代理店事業の買収を拡大する方針だ。損害保険業界で起きた不祥事を機に代理店事業を見直す企業の受け皿となりつつ、日本の収益基盤を拡大する。

  同事業は「企業内代理店」と呼ばれ、保険会社の代理店でありながら企業グループに属する特殊な事業体だ。立場がどちらか不明確で、2023年に発覚した大手損保によるカルテル問題では価格調整行為に関与したケースもある。金融庁は適切な競争を損なう恐れがあるとして規制強化に動いている。