快走の韓国メモリー2強、それでも割安-AI特需の陰で消えぬ警戒感
- サムスンとSKハイニックスの予想PERは約6倍-米半導体指数は25倍
- コリア・ディスカウントに加え、中韓への工場集中もリスクか
SKハイニックスのメモリーチップ
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg韓国株式市場は過熱しているが、話題の激辛即席麺「ブルダック」チャレンジがその理由ではない。原動力となっているのは、長年にわたり地味で魅力に乏しいと見なされてきたメモリーチップだ。
かつてパソコン(PC)やスマートフォン内部でひっそり存在していた従来型のDRAMは今や、任天堂の家庭用ゲーム機の利益率から世界の人工知能(AI)データセンターの拡張見通しに至るまで、大きな影響を及ぼしている。DRAMは文化の輸出以上に、韓国を世界経済におけるキングメーカーの地位へと押し上げた。韓国のテクノロジー2強であるサムスン電子とSKハイニックスは、突如として供給不足に陥ったこの重要部品の主要供給者だ。