ブラックストーン、新世界発展への出資提案を撤回-経営権巡り対立
- 新世界を支配する一族、経営権の明け渡しを拒否-関係者
- 新世界は他の候補とも並行協議、ブラックストーンとの交渉がこう着
新世界発展が保有する香港国際空港近くの大型商業施設「11スカイズ」
Photographer: Lam Yik/Bloombergオルタナティブ資産運用会社の米ブラックストーンは、香港の不動産開発会社、新世界発展との40億ドル(約6300億円)規模の取引を撤回した。新世界は資金難に陥っているものの、同社を実質的に運営する富豪一族が経営権を明け渡すことを拒んだためだと、事情に詳しい関係者が明らかにした。
非公表の情報だとして匿名を要請した関係者によると、ブラックストーンは新世界に決定を通知し、交渉を打ち切った。出資交渉は約1年続いたが、ここ数カ月は暗礁に乗り上げていた。