ホルムズ海峡封鎖が半導体サプライチェーンを揺るがす理由
- 海峡閉鎖は原材料価格を押し上げ、サプライチェーン停止の可能性も
- 半導体メーカーは影響を抑えるため、代替調達などを進めている
台湾積体電路製造(TSMC)やサムスン電子を含むアジアの半導体メーカーは、ホルムズ海峡の閉鎖により、石油をはじめとする原材料の供給混乱に直面している。中東紛争が長期化した場合に備え、代替調達などの対応を進めている。
半導体製造に使われる各種材料に加え、世界の液化天然ガス(LNG)の約5分の1も同海峡を通過しており、閉鎖が続けば世界の半導体サプライチェーンが停止するリスクは週を追うごとに高まる。半導体は、スマートフォン、自動車、ミサイル、人工知能(AI)サービスに至る産業に不可欠だ。