英30年債利回り急騰、1998年以来の水準-与党内で首相退陣圧力強まる

  • ポンドも下落-対ユーロで一時0.3%安、4月下旬以来安値に
  • 市場、次期政権下で歳出拡大進む可能性を懸念

英国のスターマー首相

Photographer: Jose Sarmento Matos/Bloomberg

12日の債券市場で、英30年債利回りが一時11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し5.79%と、1998年以来約30年ぶりの高水準に達した。先週の地方選で大敗したことを受け、与党・労働党内でスターマー首相に党首辞任を求めるが広がっているためだ。

  投資家は、党首交代により、有権者の支持回復を狙った歳出拡大につながる可能性を懸念している。こうした動きは外国為替市場にも影響し、ポンドは対ユーロで一時0.3%下落して4月下旬以来の安値となった。