第一三共、がん領域成長へリスクに対処-「ADC」製造能力自社で強化

第一三共は、強みを持つがん領域でさらに成長するため、リスク管理や対処を進める。奥沢宏幸社長は、主力のADC(抗体薬物複合体)技術を用いた抗がん剤について、医薬品受託製造機関(CMO)のみに頼らず、自社の製造・供給能力を高めることで、需給のミスマッチが生じた際の損失を抑える考えを示した。

  奥沢氏は12日のインタビューで、これまでは「CMOに頼って急速に拡大する事業をまかなってきた」と振り返り、「自社の製造・供給能力をしっかり高めていく」と述べた。