AIがデイトレーダー、実力は未知数-個人投資家による訓練と活用進む
- 賢明な判断が続くとは限らない、リスク志向に合わせたAI調整も必要
- 機能すれば公開されない公算、既知情報依存で予測市場では普及困難
米ペンシルベニア州スクラントンの自宅でAIエージェントを活用するジェイク・ネスラー氏(2026年4月21日)
Photographer: Rachel Wisniewski/Bloomberg
米ペンシルベニア州スクラントン在住のソフトウエアエンジニア、ジェイク・ネスラー氏(29)が投資に使っている人工知能(AI)は、稼働開始1週目に賢明な判断を下した。追随買いを見送ったのだ。
2025年11月下旬、エヌビディアの決算を受けて同社株が急騰した際、ネスラー氏自身のトレーディング思考を学習させたAIエージェント(ボット)は勢いに乗るべきか否かを自問自答の末、見送った。もし高値づかみをしていれば、その週に推定1万ドル(約156万円)の損失となった可能性があった。