ヘッジファンドで増える転職「ドタキャン」、提示条件競り合い過熱

  • ミレニアムに2度目の転職合意も、休暇中に他社から引き抜き
  • 大手ファンドの人材獲得競争が激化し一部では訴訟に発展も

シカゴにあるシタデルのオフィス

Photographer: Aaron M. Sprecher/AP Photo

マクロトレーダーのパブロ・デュラン・スタインマン氏は、大手ヘッジファンド運営会社ミレニアム・マネジメントへの転職で2度目の合意を交わしたものの、同社で働くことはなかった。

  人事について話しているとして匿名を条件に述べた関係者によると、ミレニアムでの勤務開始直前になり、スタインマン氏は雇用契約を反故(ほご)にした。同氏は2021年にも勤めていたソロス・ファンド・マネジメントを辞めてミレニアムに移る予定だったが、最終的な転職先はエクソダスポイント・キャピタル・マネジメントだったという。