伊藤忠の岡藤会長、「資源やらなあかん」-川下重視の戦略に変化も

伊藤忠商事岡藤正広会長は8日、「やっぱり総合商社は資源やらなあかん」とアナリスト向けに開いた今期(2027年3月期)の経営計画に関する説明会で述べた。これまで強みとしてきた消費者寄りのビジネスだけでなく、金属やエネルギーなどへの投資も積極化させる意向を示した。

  三菱商事三井物産住友商事といった財閥系商社への対抗心を燃やしてきた伊藤忠は、「利は川下にあり」を掲げ、ファミリーマートやデサントなど消費者に近い国内事業を強みとしてきた。岡藤氏の発言は、こうした戦略に変化が出てきたことを示唆している。