米国債利回り5%で揺れる市場、押し目買いと警戒感がせめぎ合い
- 30年債利回りが5%台、原油ショックによるインフレ加速を懸念
- 利回りが5%を持続的に上回れば「破滅への扉が開き始める」-BofA
マンハッタンのウォール街駅
Photographer: Michael Nagle/Bloombergウォール街の一部でいま最も熱い議論の的は、ハイテク株バブルや1バレル当たり100ドルの原油価格が新常態となるかどうかではない。米30年債利回りが持続的に5%を上回るかどうかが焦点となっている。
米政府の長期借り入れコストを左右するこの利回りは、今週一時5%を突破し、20年ぶりの高水準近辺で推移している。米連邦準備制度理事会(FRB)が新型コロナウイルス流行後のインフレ急騰の抑制に取り組んでいた2023年後半のピークをわずかに下回る水準だ。