任天堂、株価を上昇気流に乗せない「スイッチ2」のジレンマ
- ゲームソフトや映画の成功でも、株価は長期低迷
- 8日に決算発表、価格戦略に言及するか経営陣の発言に注目集まる
東京ゲームショウで任天堂の「Switch 2」を試す来場者
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg任天堂は昨年6月の「スイッチ2」発売以降、人気ゲームの相次ぐ成功、好調なテーマパークのアトラクション、先月封切りのヒット映画など、上昇気流に乗っているはずだ。しかし東京市場で取引される同社株は、この10年で最悪の下落局面にある。
この矛盾と投資家間での議論の中心にあるのは、スイッチ2本体の価格だ。コスト上昇に対処し、投資家の不安を鎮めるには、8日の決算発表時に値上げを明らかにせざるを得ないとみる向きは多い。一方で、需要への影響を懸念する声もあるが、それは株価への圧力ほど長期化しない可能性がある。