円買い介入に動じない日本株、経済構造変化を反映-円安観測も根強い

  • 介入効果は一時的、円は再び160円に向かう-ソニーFGの渡辺氏
  • 輸出立国は過去の話、円安メリットもあまりない-シティG阪上氏

大型連休中に進んだ為替の急激な円高に対し、日本株相場が耐性を示している。市場で円安観測が根強い上、日本経済がかつての輸出主導型から転換し、円高が企業業績に与える悪影響が小さくなっていることが背景にある。

  日経平均株価は連休明けの7日に急騰し、初めて終値で6万2000円台に乗せた。財務省と日本銀行は4月30日に円買い・ドル売り介入を実施Bloomberg Terminal。円は連休中にも急速に買われる場面が複数回あり、市場で当局が断続的な介入に動いたとの観測が広がったが、この間に取引されていた日経平均先物はほとんど反応しなかった。