実質賃金3カ月連続プラス、基本給は堅調維持-日銀の利上げ路線支え
- 実質賃金のプラス継続、7カ月連続となった21年2-8月以降で最長
- 所定内給与は全体が3.2%増、一般労働者3.7%増-3カ月連続で3%以上
物価変動を反映した実質賃金は3月に3カ月連続で前年を上回った。賃上げの影響が広がる中、基本給は3%台の伸びを維持し、日本銀行の見通しに沿った動きが続いていることを示している。
厚生労働省が8日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、「持ち家の帰属家賃を除く」消費者物価指数(CPI)で算出した実質賃金は前年同月比1.0%増だった。3カ月連続のプラスは、7カ月連続プラスとなった2021年2-8月以降で最長となる。CPI総合で算出したベースでは1.3%増と、4カ月連続のプラスとなった。