米30年債利回り、5%前後で高止まり-インフレ懸念で上昇圧力続く

  • 市場は5%の節目に注目、財政・住宅ローンに波及
  • 原油高とAI投資でインフレ懸念、利下げ観測後退

米30年債利回り、5%前後で高止まり

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米30年債利回りは今週に入って昨年7月以来となる5%の節目を突破した後も、同水準前後で推移しており、世界最大の債券市場における圧力がなお弱まっていないことを示唆している。

  同利回り5%は特に重要な意味を持つ節目であり、トレーダーはこの水準がさらに切り上がる兆しがあるか注視している。米政府の財政や拡大する債務の利払い負担に対する懸念が一段と強まりかねないためだ。また、他の金融市場や実体経済にも大きな影響を及ぼし、住宅ローン金利の上昇や消費者への打撃につながる可能性がある。