, コラムニスト
AIロボットに委ねる親の介護、その功罪を考える
AIコンパニオンは万能薬ではない
Photographer: Toshifumi Kitamura/AFP/Getty Images
孤独な高齢者向けの人工知能(AI)コンパニオンは一見すると、どこかディストピア的に映る。イノベーションというより、社会の機能不全を示す暗い兆しのようにも感じられる。
筆者は先日、東京都内の介護施設で数日を過ごした。そこでは、人間の赤ん坊ほどの大きさのぬいぐるみ型ロボットが、入所する高齢者に手渡されていた。また、家族や地域社会のケアが行き届かない部分を補うことを狙った会話型人形の試作品も見た。