ECB、利上げ正当化する決定的根拠なし-30日は金利据え置きの公算大
- イラン戦争の影響見極めがカギ-レーン理事、慎重姿勢示す
- 各種指標に物価上昇圧力増すサイン-市場は6月利上げの確信強める
ECBが29-30日の政策委員会会合で用いる各種データは、現時点で利上げを正当化する決定的な根拠がないことを示している
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg欧州中央銀行(ECB)は29-30日の政策委員会会合で、イランを巡る戦争による経済への影響を見極めようとしている。各種データは、現時点では利上げを正当化する決定的な根拠がないことを示している。
ECBのチーフエコノミストを務めるレーン理事がエネルギー価格高騰への対応を検討する際に用いる指標群は、結論を導くには不十分で、当面は政策金利が2%に据え置かれる可能性が高い。