マナス買収阻止の余波広がる-中国テック大手、米中で事業分割厳格化
- 陳天橋氏のミロマインド、国境を越えた情報やコード共有禁止へ
- 現状では必要な妥協-「国際企業、どちらか選ばざるを得ない」
ミロマインド創業者の陳天橋氏(米カリフォルニア州の自宅で)
Photographer: Poppy Lynch/Bloomberg米メタ・プラットフォームズによる中国の人工知能(AI)スタートアップManus(マナス)買収について、中国政府が解消を命じたことを受け、中国発テック企業の重鎮である陳天橋氏が、自社の中国事業と米国事業を厳格に隔てる方針を打ち出した。地政学的緊張に対応するための、やむを得ない対応だという。
中国のオンラインゲーム業界の先駆者、陳氏が創業したミロマインドは、国境を越えた情報やコードの共有を禁止し、人員やデータ、資産の移動も最小限に抑えるプロトコルを導入した。陳氏によると、この決定は、メタによるマナスの買収発表後、中国の規制当局から問い合わせを受けたことを発端としている。