ユーロ圏インフレ期待が大幅上昇、1年先4%に-イラン戦争が影響

  • 影響見極めたいECBに逆風-月末の会合は据え置きの見通し
  • 市場の見通し、戦争の継続期間で左右-6月会合での利上げ織り込み

独フランクフルトのECB

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)の28日の発表によると、ユーロ圏消費者の1年先のインフレ期待は3月時点で4%と、2月の2.5%から大きく上昇した。イランを巡る戦争の波及効果を見極めようとするECBには懸念材料だ。

  3年先のインフレ期待も2.5%から3.0%に上昇し、2022年10月の物価急騰時に記録した3.1%のピークに迫る水準となった。5年先の見通しは2.3%から2.4%へと小幅上昇し、ECBが目標とする2%からさらにかい離した。