中国の格付け見通し、「安定的」に引き上げ-ムーディーズ

  • 長期格付けは「A1」に据え置かれた-日本と同水準
  • 政府債務の負担は当面増加し続けるが、下振れリスクは抑制と評価

北京

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

ムーディーズ・レーティングスは中国の信用格付け見通しを「安定的」とし、従来の「ネガティブ(弱含み)」から引き上げた。政府が膨張する債務に伴うリスクに対処する中で、中国経済への信認を示した形だ。

  同社は27日発表した資料Bloomberg Terminalで、今回の引き上げは「国内の継続的な課題に加え、貿易や地政学的な困難に対しても、経済と財政の強さが持続的であるとのわれわれの評価を反映している」と説明。「財政面の圧力は続き、政府債務の負担は当面増加し続けるが、下振れリスクは抑制されている」と評価した。