日銀会合注目点:植田総裁の利上げ前向き発言はあるか、政策は維持へ
- 円安進行回避の観点からも、インフレ抑制にどこまで強い姿勢示すか
- 新たな展望リポートでシナリオ再点検、物価見通しは大幅引き上げへ
日本銀行が27、28日に開く金融政策決定会合では、政策金利の据え置きが見込まれている。中東情勢の緊迫化を受けた新たな経済・物価見通しと植田和男総裁が追加利上げに前向きな姿勢を示すかが焦点だ。
複数の関係者によると、中東情勢が不透明な状況を踏まえて、日銀は今回の会合で政策金利を0.75%程度に据え置く公算が大きい。原油価格の上昇に伴う物価の上振れリスクが意識されるものの、ホルムズ海峡の封鎖がさらに長期化し、原油や化学製品などの供給制約に直面するリスクは無視できないという。