ホルムズ海峡混乱による供給ショック、需要急減につながる瀬戸際に

  • 供給減10%で需要抑制不可避、価格高騰が調整圧力に
  • ディーゼルや航空に波及、世界経済は転換点へ

ホルムズ海峡(24日)

Photographer: RAZIEH POUDAT/AFP

ホルムズ海峡の混乱による石油ショックは、富裕国が備蓄を取り崩し、高値を受け入れて供給を確保しているため、これまでのところ需要の急減には至っていない。だがトレーダーの間では、厳しい調整が近づいているとの警戒感が強まっている。

  この重要な原油輸送路の再開が長引くほど、少なくとも10%減少した供給に見合うよう、消費はさらに下方修正を迫られるとトレーダーは指摘する。そのためには、価格高騰で購入できなくなるか、あるいは政府の介入による消費抑制で購入量が減る必要がある。