イラン戦争下でも株価上昇、5つの理由は-投資家はなぜ強気なのか
- 不透明感のピークは越え、外交解決への期待を維持
- 原油ショックは最悪の事態に至らず-決算好調、テック株が牽引
イランで戦争が始まって2カ月近くが経過する中、逆風をはね返すかのように世界の株式市場は上昇基調を強めている。地政学リスクにもかかわらず、なぜ株式は過去最高値に向けて力強さを見せているのか。五つの理由に分けて見ていく。
開戦当初はショックが見られたが、金融市場は原油価格が高止まりする中でも紛争をおおむね織り込み、企業のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)に焦点を移している。投資家は人工知能(AI)関連や新興国株に再び資金を振り向けており、変動の最も激しい局面はすでに過ぎたことを示している。米ドルは、開戦時に上昇した分の大半を吐き出した。