中国の対イラン関係、なぜ限定的か-軍事支援に踏み込まない理由は

  • 中国とイランの関係は非対称、それほど戦略的ではない
  • 対米依存に疑問持つ中東諸国も-中国は影響力拡大の好機とみている
習主席とアブダビのハリド皇太子の会談(4月14日、北京)Photographer: Haruna Furuhashi/Pool/Getty Images

中国はイランにとって最も重要な経済パートナーだ。イラン産原油輸出の約9割を買い入れ、厳しい制裁下にある体制にとって資金面の生命線となっている。

  しかし、米国とイスラエルが対イラン戦争を始めると、中国は攻撃を批判する以外に目立った支援を示さなかった。その理由は単なる軍事的自制にとどまらない。中国とイランの関係は一般に考えられているほど戦略的でも対等でもない。